死体というのは、その人の人生を現しているようだ。
たとえ、表面上鬼畜な殺人と思われていても、実際にはそこまでに至った経緯やなぜそのようなことになったかを紐解いていくことで、納得の得られる解がある。
子への無償の愛、孤独に死を迎える老人など、その死体が語るものから上野さんの思いや、事件背景を説明しているので、興味深く、すらすら読めた。
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- 感想投稿日 : 2010年7月18日
- 読了日 : 2010年7月18日
- 本棚登録日 : 2010年7月18日
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