孤児院育ち、十七歳の青年リュスは職場の地図収集館で不思議な出来事に巻き込まれる。ちょっと古い匂いのするヨーロッパ調の世界とそこで出会う様々な人々。一つ一つの出会いやつながりがやがて大きな一本の道標となり、リュスを照らしていく。
文章に漂う表現しがたい空気感が心地いい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
純文
- 感想投稿日 : 2011年8月22日
- 読了日 : 2011年8月22日
- 本棚登録日 : 2011年8月11日
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