「ライフ・オブ・パイ」のように、いると思わせていなかった,という話だろう思って読んでいたら、途中で目撃者が出てきた。これで無意識による自作自演(二重人格)というオチは封じられたので、いないと思わせていた,という話なのだな、では一体誰なのか、と思わせたところで話が突然終わる。着地点が見つからずに投げ出した,という印象だ。
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カテゴリ:
現代小説
- 感想投稿日 : 2019年12月4日
- 本棚登録日 : 2019年12月4日
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