遠くの声を捜して (新潮文庫 や 28-9)

著者 :
  • 新潮社 (1992年11月1日発売)
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感想 : 17
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「ライフ・オブ・パイ」のように、いると思わせていなかった,という話だろう思って読んでいたら、途中で目撃者が出てきた。これで無意識による自作自演(二重人格)というオチは封じられたので、いないと思わせていた,という話なのだな、では一体誰なのか、と思わせたところで話が突然終わる。着地点が見つからずに投げ出した,という印象だ。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 現代小説
感想投稿日 : 2019年12月4日
本棚登録日 : 2019年12月4日

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