写真家はインドをめざす (写真叢書)

  • 青弓社 (1997年12月1日発売)
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インドを舞台として選んだカメラマン14人が、「写真」と「インド」が自分の中でどのようにリンクするのかを綴ったエッセイ集。いろいろな想いに触れられる、素朴に楽しい一冊です。

「旅を続けることによって、さまざまなものが見えてくる。そのどれもが、最初の旅で自分の目に入っていたものだ。だが、本当に見えてくるには時間がかかる。そして見えてきたとき、初めて考えることができる。百も二百もの思いつきのなかから、深い意味を持ったものだけを残す。それから、それにふさわしい表現のための独自な手法、方法を編み出す。こうやって僕の場合、美術から人間の営みへ、人間の表情へ、人間と不可分な関係をもつ「物」へと、関心を広げてきた。」

山田和「インドで写真を撮る」より

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: インド・ネパール
感想投稿日 : 2007年3月8日
本棚登録日 : 2007年3月8日

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