戦史ものが書かれるのは、二度と失敗しないための教訓を残すため。帝国陸海軍のデタラメっぷりがよく分かる一冊だ。でも、きっと同じ失敗を繰り返すのだろう。近年ますますそう感じる。それは最近の選挙結果やネットの動き、マスコミ報道から感じられるものだ。声の大きい意見だけが取り上げられる、見たい情報だけを受け入れる、皆んながそういうから、そうしようよ。
これが一番危ないのに。
大局的な判断から、この10年はガマンしましょうなんて、誰も支持しない。今の生活が大切なんだ。でもその結果がとんでもないことになったりする。実は大東亜戦争に突入したのもこれが根本原因だったりするんだ。
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- 感想投稿日 : 2017年12月18日
- 読了日 : 2017年12月18日
- 本棚登録日 : 2017年12月18日
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