幼年期の終り

  • 早川書房 (1979年3月31日発売)
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感想 : 82
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全てが満たされてしまったら人類はどうなるのか...という社会派的な話かと思ったら,人類は進化して何になるのかという,なんとも不思議な話だった。自分たちは自由意志で生きているつもりでも,所詮より大きな仕組みのほんの一部に過ぎない可能性があるという示唆だろうか。しかし,進化の仕方が釈然としないというか,あれが進化なのかというか,どうもピンと来ない結末ではある。

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感想投稿日 : 2014年1月8日
読了日 : 2014年1月8日
本棚登録日 : 2013年10月30日

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