「成功曲線」を描こう。 夢をかなえる仕事のヒント

著者 :
  • 大和書房 (2007年1月20日発売)
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本棚登録 : 491
感想 : 50

”6月の社内読書会の課題本。石原さんの成功している人の定義(=目標を持ち、自信を持って人生を送っている人、またその目標の実現を確信している人)が気に入った。

枠をとっぱらってWork も Private もどこまでも成功していいってこと、成功イメージを色・ニオイ・触覚・表情などのイメージとしてありありと描くこと、さらには、三日坊主を気にせずにコツコツ積み上げていくことが、今の自分にとっての学びだった。

<質問>
?そもそも石原さんの言う「成功」とは何?
→成功している人=「目標を持ち、自信を持って人生を送っている人、またその目標の実現を確信している人」 (p.1)

?プランニング、タイムマネジメントのため、どんな風に TaskChute へ飛び込むのがいい?
 →自分がイメージする人生を引き寄せることを目的として、時間をうまく使う!いう意識で。
 知らず知らず枠を設けずに、Work も Private もどこまでも成功していいんだ!

 ※TaskChute : Excelベースのタスク管理シート
         http://cyblog.jp/modules/mydownloads/viewcat.php?cid=1

?今考えている将来イメージより、どこまで詳細化すればいい?
 →脳が誤解するまで描く(p.208)
  ハワイの海岸を家族で散歩しているイメージ、レモンを切り口の中に一口入れるイメージ

<読書メモ>
・目標を達成していくには、目標を強く描くことと、どうすれば実現可能かといった具体的なプランをつくることの両方が必要です。(p.22)
・子どもは何を糧に大きくなるかというと、自分に自信を持つこと。それによって大きく成長するのです。
 では、自信は何によってもたらされるかといえば、親の強い愛情です。(p.41)
 #企業内でも同じかも。
・意識の深さ×反復
 大人のほうが早く変われることもたくさんあるのです。なぜかと言うと、大人には経験やそれまでの勉強を通じた知識があります。だからそのぶん、工夫をすれば意識に深く入り、早く変化することたできる可能性があるからです。(p.49)
 #そのためには「素直」であることが大切!
・三日坊主は、決して悪いことではありません。(略)悪かったのは、五日目にもう一回やろうとしなかったからです。三日坊主を一年間やると、たいへんな成果があがります。(p.54)
★3%の人が莫大な幸運を手に入れている(pp.55-56)
 それに対して残りの三%は、
  ▼自分には能力が豊かに備わっている
 と考えています。この人たちは自分には能力があると思っているので、自分のその能力を引き出せば良いのだと考えます。
★できないかもしれない、しかし、どうしてもやりたいという目標を見つけることは重要です。そうすれば、努力しようというやる気が出てくる。すると不思議なことに、達成できてしまうことが頻出します。(p.58) 
 #我が息子にも、これを伝えたいなぁ。そのためには、自分が背中をみせるんだろうな。
・人を導く黄金律1:思考の方向性を確認する(p.66)
 方向を変えてあげることには、時間と愛情がとにかくたくさんかかるからです。
・3ヶ月という期間で何か大きなことをしたいと思ったとしましょう。(中略)
 では後者はどのようなタイプかというと、最初の二週間くらいを雰囲気づくりに充てる人です。そういう人は行動しながら、
 ▼「ああなったらいいな」「こういうふうになるかもしれない」「こうしてみたい」
 とワクワクするような気分に自分を高めていきます。
 そして、前者と後者では、結果はまったく違ってきます。(p.81)
★目標はすべて“成功曲線”を描いて達成していく(p.123)
 人は“成功曲線”が急上昇する所から成功者を見ている。
 ノウハウを積み重ねる(勉強)期間<長い時間を要する>は、自助努力なので誰も見ていない
・15年計画(pp.145-146)
 先のことを意識しながら、今年は何をするかを明確に考えた人が成功するのです。
  (中略)
 年齢(自分、伴侶、子ども)、計画(当然やるべきこと、やりたいこと(家族の夢)、経済プラン、仕事のプラン)
 #作成してEvernoteに入れておこう!
・可能性が可能性を生んでいきます。やがてどんどん忙しくなり、やることの量が増えてきます。そして非常に忙しい、逆に言うと上手に時間を使わなければいけない状態になります。時間経営は、そうなった時にいよいよ取り組まなければならない課題なのですね。(p.157)
・何か仕事が発生した時に、あらかじめ「いつやるか」を設定してしまうことは大切です。
 「時間を割り振る」と考えてください。あらかじめ決めておいて、時間がきたらそれがスタートするようにしておくのです。(p.170)
 #仕組化。まさにTaskChute!
・年間のスケジュールをつくる際に、真っ先に家庭の時間を「割り振る」というやり方です。
 #「特A」日は、絶対に仕事をしてはいけない
★時間の使い方が下手な人は、その日の予定をその日に入れる
 (略)
 来週を有意義にしたいと思うのなら、来週の予定をあらかじめ計画しておくことです。(p.177)
 #ドキ!来週スケジュールをつくる日を、毎週必ず木曜にいれる、などにしておけばいい。そのための時間をとること!
★時間経営で多くの人がつまずくのは、時間経営という単独の学問があると思ってしまっているからです。
 (中略)
 目的がはっきりしていないから、続かないのは当然です。これでは空欄を埋めることが目的になってしまって、たとえば気の向かない客先に行く予定を無理やり入れてしまう、といったことをしてしまいます。自分に主導権のない行動は意味がないですよね。(p.186)
 #なるほど!
★成功する人は、いつも自分の頭の中にどのようなイメージが浮かんでいるのかに注意を払います。(p.192)
・人間は、知らず知らずのうちに自らに規制を設けています。だから、車は何がほしいかと問われて一台だけを挙げるのです。ところが、成功する人は何台も応えるのです。(p.201)
 #あ?、なるほど、Work も Private もどこまでも成功していいんだ
・脳が誤解するまで描く(p.208)
 #ハワイの海岸を家族で散歩しているイメージ、レモンを切り口の中に一口入れるイメージ
・座右の銘は最高のアファーメーション(p.212)
 #やる気にさせる言葉になっている!?
・付随する可能性を最低300個は持とう
★成功していく過程で出合う大きな選択(pp.234-236)
 日本中で、まだ誰もしたことがないことに向かってあなたが目標を持った時です。
 そして、今まで世界中の誰も成し得なかった、高い目標をあなたが持った時なのです。
 あなたはできると思うことを、周りの誰ひとりとして信じようとしない現実??。
  (中略)
 この瞬間、あなたは最後の決断を迫られます。
 自分自身を信じるのか、それとも周りの人の考えを受け入れるのかという選択です。

<きっかけ>
6月の社内読書会課題本として購入。”

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: -
感想投稿日 : 2019年8月15日
読了日 : 2011年6月18日
本棚登録日 : 2019年8月15日

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