為政者を辿ることで、古代ローマの歴史を纏めた一冊。
著者は、カエサルもハンニバルも、人間的弱さにフォーカスしたシニカルな評価故に、歴代皇帝、英傑全員が愚帝の様だが、国家・仕組みとしてのローマを評価している。 “アリは愚かだが、コロニーは賢い。” 元老院が、帝国500年の栄枯盛衰を担ったとも読める。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2014年8月2日
- 読了日 : 2014年7月30日
- 本棚登録日 : 2014年7月7日
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