「現実逃避」ではなく、「現実脱出」。似ているようでまったく異なる。
坂口氏は、一般的に言われる「現実」も、自分の周りにいくつかある仮想空間のうちの1つでしかないという。彼の言う「現実を脱出すること」=「思考」であり、「まずは、現実に自分の体を合わせるのではなく、自分自身の思考をちゃんと中心に置くことだ。現実という他者に合わせて生きるのではなく、自分が捉えている世界を第一に据えよう。」と主張する。
思考こそが、生きることそのもの。見えているものが世界のすべてではない。数年したら再読してみたい一冊。
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- 感想投稿日 : 2014年11月3日
- 読了日 : 2014年10月31日
- 本棚登録日 : 2014年10月17日
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