乙一 著
『GOTH』下巻 表紙「TH」の部分
赤い服の女性の写真
[僕の章]本作品は…
リストカット事件
土
声
の三部作構成。
前作よりも探偵小説感が増した気がします。
そして、不気味さも増している。
例の2人が登場!下巻だけど、続編という感じでもない。森野さんが少し影を潜めた感が少し残念(・・;) 謎めいていた感覚が何だか消えた気がする。しかし、まんまと土では騙されましたがウ・・ ウン(・_・;)
「リストカット事件」はそういうことか…ハラハラしましたよ(*_*)
「土」は最初は、とても根が深い、ゾワゾワする内容だったけど、最後は犯人は可哀想というか、自業自得というか、悲しい話しなんだけど、何か腑に落ちない感覚も拭えなかった。(´-`)あの被害者どういうことなんだか…?ま、オチがあるようでないところが恐怖なのかもしれないけれど…。
ラストの物語の「声」で、途中「エッ!(・・;)」と思い、その展開は〜?と驚きながら、読んでいて…
うむ?なぬ?頭が途中こんがらがってしまいましたが…こちらも、ちょっとぉ〜どんでん返しのような騙された感は、やっぱり巧いと言おうかズルいと言おうか…(-。-;
ただ、自分的には、僕は僕のままでいて欲しかったなぁ〜(僕!という名の下の主人公で貫いてほしかったって気もしましたσ^_^;)
しかしながら、こちらは、ますます一緒に謎解き
探偵団になった気分でストーリー展開を楽しめました。
どちらも『GOTH』面白かったです!
寝不足になるのは辛い(*´Д`*)
癖のある登場人物に惹かれますね。
ところで、これは小説だから客観的に楽しめるんだけれど…、、私自身も霊感って呼びたくもないんですが、妙な気配を察知してしまうところがあって、何か自分でもピリピリ嫌な雰囲気や気分になる瞬間が時々ある。
知らない人と目を合わすのに怯えてしまう。
一度見てしまうと全然知らない人なのに覚えてしまうから…。いい人だと、それはとてもいい感じなんだけど…少しタチ悪そう、怖い人だと覚えてたり…相手に覚られることって嫌だし怖いじゃないですか、(−_−;)
以前、人混み多いセンター街を歩いてて、何気に前を向くと100mくらい離れた人と何故か目が合った!遠過ぎて、見えるワケないのに目が合った瞬間が感じとれた(°_°)(°_°)
私はメチャクチャ目が悪く、ド近眼ಠ_ಠ
なんですが、遠くに離れているのに、見ず知らずの向こうにいるその人と目があったのが分かった!(◎_◎;)だから、すぐに俯いて、目を合わせないように、その人とすれ違わないように前を歩いていたんだけど…その人は人混みを押し分けて…ずんずん私の方へ向かってきたのが、下を向いて歩いてるのに感じられて、心臓がバクバク( ̄д ̄;)出来る限り端に端に寄って歩いていたのだけれど、私を目がけてくるようにやって来たその人が私とすれ違いざまに「オレを見てただろ!」と言った‼︎
私はその人もその言葉も無視して、早足で逃げた!目が合った瞬間、その人を覚り覚られることってありませんか?
この本を読んでると、幾つかの奇妙な体験を思い出して、少しゾッとしました(>人<;)
ホント、本の中だけにしてよ〜
- 感想投稿日 : 2022年8月13日
- 読了日 : 2022年8月13日
- 本棚登録日 : 2022年8月13日
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