鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2000年3月17日発売)
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本棚登録 : 5615
感想 : 469
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 読み返すの何度目だろう。定期的に読み返したくなる本。電車で読んで泣いてしまいました。

『鉄道員(ぽっぽや)』は高倉健さんで脳内再生。
 
『ラブ・レター』『角筈にて』は20代の頃からのお気に入りで、今回は『伽羅』『うらぼんえ』も心に残りました。妻になり、母になって感じ方も変わったのかな?歳を取れば取るほど、色々な立場から物事を見れるし、知らなかった単語もいきなり実感できたりして楽しい。例えば「肌のくすみ」「ほてり」「物忘れ」とかもね。若い時はピンとこなかったなぁ。ベテランとしてステージがあがっていってます。

 浅田次郎さんの本を読むと、頑張ってるおじさん達が愛しく思えてきます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2023
感想投稿日 : 2023年11月17日
読了日 : 2023年11月16日
本棚登録日 : 2023年11月16日

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