ひそやかな花園

著者 :
  • 毎日新聞社 (2010年7月24日発売)
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本棚登録 : 1963
感想 : 309
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 大好きなお友達のおすすめで読んでみました。

 子供の頃、夏休みになると何家族かで集まった森の中の大きな家。バーベキューをしたり、川で遊んだり、パーティーをしたり、大人も子どもも楽しく過ごしてた。でも、ある年を最後に集まらなくなった。それぞれ住んでる地域もバラバラだからか、会うことも出来なくて、、、あの楽しい夏の日々は本当にあったのかな?妄想だったのかな?って思いながら育った子ども達が大人になり仲間を探して、、、。

 家族って、親子って、何をもって家族、親子なんだろう。血の繋がりなのか、一緒に過ごした時間なのか。たくさん考えさせられて、読んで良かった。

 内容は違うんだけど、清水玲子さんの『輝夜姫』を思い出しました。自分達がどうやって生まれて、何のために生きてるのかって大事な部分に疑問を持たなきゃいけないのは辛いだろうな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2024年
感想投稿日 : 2024年2月19日
読了日 : 2024年2月19日
本棚登録日 : 2024年2月16日

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