いよいよ3部作の最終章。前著よりもさらにスケールアップ。ページ数もボリュームアップで、読むのが大変だった。本書では、神が結婚について語っているのが印象的だった。他にも感銘を受けたところは多々あるけれど、まだ理解が十分でない気がするので、必要なときに何度でも再読しようと思う。山本太郎氏の解説もよかった。
シリーズ全体を通して、著者は何度も神に問いかける。
「(著者)わたしはあなたを愛しています。ご存じですか?
(神)知っている。そして、わたしもあなたを愛している。」
このやりとりが感動的だと思う。著者ニールを、そして俺自身を抱きしめたくなる。
著者は離婚も経験し、愛する人を傷つけたことに罪悪感と自責の念をもっていた。しかし、彼自身にとってネガとしての経験をすることで、ほんとうの自分、ありたい自分というものを浮き彫りにさせていくことができた。だからこそ、内的な神からの語りかけをキャッチできたのだと思う。
導かれるべくしてこの本に辿り着いたと思う。ありがとうございます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年1月3日
- 読了日 : 2010年12月27日
- 本棚登録日 : 2024年1月3日
みんなの感想をみる