デザインのこれからと今。
著者が手がけた制作物とその制作に込めた思いを伺うにつけ、深い精神性と手仕事が持つ丁寧さがひしひしと伝わってくる。おのずとデザインの役割も浮かび上がってくる。
面白いのは、日本文化の持つ役割への着目だ。
そこに声高なナショナリズムはないが、この時代に即した新たな可能性を開くチカラが日本にはあるということが分かった。
デザイナーだけでなく、あらゆる職種で自分の身に当てはめて読める、良い意味での自己啓発本でもある。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本<デザイン>
- 感想投稿日 : 2018年6月10日
- 読了日 : 2018年6月10日
- 本棚登録日 : 2018年6月10日
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