のだめカンタービレ(23) (KC KISS)

著者 :
  • 講談社 (2009年11月27日発売)
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本棚登録 : 2889
感想 : 311
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ついに最終巻。

最初(第1巻)から最後まで、のだめが音楽と一体になり、ピアノに向かうシーンでは胸が熱くなって、心が震えてしまう。音は聞こえないのに、私の中で共鳴している。

音楽の可能性を、マンガで追求してくれてた二ノ宮さんに大感謝です。今の気持ちは言葉では言い尽くせません。

エレナ・ポーターの作品に『スウ姉さん』という名作があります。疲れ果てたとき、スウ姉さんはピアノに向かうと元気を取り戻すのですが、のだめも同じですね。音楽とは、人間性の泉。帰るべきところ、そして、同時に出発できるところを持つ人は本当に素敵です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック
感想投稿日 : 2011年11月14日
読了日 : 2009年12月15日
本棚登録日 : 2011年11月14日

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