低山にしか登らない山女だが、ずっと気になっていた本。やっと読んだ。
何か大きな出来事が起きるわけではなく、ただ40代編集者の女子が山登りをするお話なんだけど、おもしろかった。
単独登山って憧れるなぁ。
こんな風に気ままに登れたらいいなぁって思う。
難しそうな山ばっかりだったんで、無理そうだけど。
山に登りたくなった。
***
40歳目前、文芸誌の副編集長をしている“わたし”。ひたむきに仕事をしてきたが、生来の負けず嫌いと不器用さゆえか、心を擦り減らすことも多い。一緒に住んでいた男とは、3年前に別れた。そんな人生の不調が重なったときに、わたしの心を開いてくれるもの―山歩きと出逢った。四季折々の山の美しさ、怖ろしさ。様々な人との一期一会。いくつもの偶然の巡り合いを経て、心は次第にほどけていく。だが少しずつ、けれど確実に自分を取り巻く環境が変化していくなかで、わたしは思いもよらない報せを耳にして…。生きづらい世の中を生きる全ての人に贈る“働く山女子”小説!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年6月23日
- 読了日 : 2020年6月23日
- 本棚登録日 : 2018年8月16日
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