八月の六日間

著者 :
制作 : 大武尚貴 
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年5月29日発売)
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本棚登録 : 1757
感想 : 280
4

低山にしか登らない山女だが、ずっと気になっていた本。やっと読んだ。
何か大きな出来事が起きるわけではなく、ただ40代編集者の女子が山登りをするお話なんだけど、おもしろかった。
単独登山って憧れるなぁ。
こんな風に気ままに登れたらいいなぁって思う。
難しそうな山ばっかりだったんで、無理そうだけど。
山に登りたくなった。


***
40歳目前、文芸誌の副編集長をしている“わたし”。ひたむきに仕事をしてきたが、生来の負けず嫌いと不器用さゆえか、心を擦り減らすことも多い。一緒に住んでいた男とは、3年前に別れた。そんな人生の不調が重なったときに、わたしの心を開いてくれるもの―山歩きと出逢った。四季折々の山の美しさ、怖ろしさ。様々な人との一期一会。いくつもの偶然の巡り合いを経て、心は次第にほどけていく。だが少しずつ、けれど確実に自分を取り巻く環境が変化していくなかで、わたしは思いもよらない報せを耳にして…。生きづらい世の中を生きる全ての人に贈る“働く山女子”小説!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2020年6月23日
読了日 : 2020年6月23日
本棚登録日 : 2018年8月16日

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