本の雑誌の黎明期を、椎名誠が軽妙洒脱な文章で描いている。
椎名誠が会社員、本の雑誌の編集長、テレビやラジオの出演、作家活動など、2足、3足のわらじをはきながら、「ドーン」と勢いだけで突っ走る姿は、一人血風隊。
椎名や沢野、目黒、木村といった中心人物や、ストアーズレポートの編集部員、助っ人たちがイキイキと喋り、必死に走り、豪快に呑みまくる姿は、なぜか感動的で、こっちまで元気がでてくる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年1月10日
- 読了日 : 2013年1月10日
- 本棚登録日 : 2013年1月10日
みんなの感想をみる