戦後日本の最初の過ちは「敗戦」を「終戦」と詐称し、天皇の戦争責任を免責したことである。
この強烈な書き出しで始まる本作品は、日本に絶望しながらも、救いの種を一粒でも投げようとする福島菊次郎の遺言書ともなっている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会・文化
- 感想投稿日 : 2012年10月10日
- 読了日 : 2012年10月9日
- 本棚登録日 : 2012年10月1日
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