バラバラだった要素が、下巻で一つに纏まってくる。しかし、ストーリーの展開がバタバタと忙しくなってしまった感じもした。文中の、“私はこう思うのだが、神よ、あなたの意見はどうか”と、問う言葉が私は気に入っている。科学の先端から淵をのぞき込む時、その先に神の存在が見えてくるのはどういう意味があるのだろう。科学が到達した、究極のヴィジョンが神なのだろうか。
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カテゴリ:
SF・ホラー・ファンタジー
- 感想投稿日 : 2004年10月2日
- 本棚登録日 : 2004年10月2日
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