途中まで面白かったんだけど、主人公が命が惜しくなってきてからがうーん。たしかにいろんな重しを取っ払っちゃえば、無敵なのかもしれないけどそれじゃ味気ないやね。死に向かって生きてる、それをいつも意識して生きろって池波正太郎さんが言ってたけど、まさにそれだなと。著者が込めたかもしれない観念的なことはよくわからんないけど、シンプルかつ逆説的な考え方に気づかせてくれた小説でした。
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- 感想投稿日 : 2017年8月16日
- 読了日 : 2017年8月16日
- 本棚登録日 : 2017年8月16日
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