ブックマークをしているブログで紹介されていて面白そうだったので購入。
今まで知らなかったブランドの歴史が想像以上に近現代の人々の変化に影響され、またブランドが時代を象徴し、人の流れを後押しする様が読んでいて興味深かった。
不況と言われる時代の中では伝統や技術はどうしてもなおざりとなる。そういうものが失われてしまうのは寂しいし、もったいないと思うけれど惜しむ気持ちだけでは手工業を守っていくことは出来ない。だがこの本には伝統を守るヒントも多く書かれている。ヨーロッパのプレミアム・ブランドの発展を知ることで日本の小さい伝統工芸などを守るきっかけを掴むことが出来るかもしれない。
プレミアム・ブランドというものへの印象がこの本を読むことで変わった。(自分で購入する機会はなかなか作れないけれど・・・)
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- 感想投稿日 : 2008年12月2日
- 本棚登録日 : 2008年12月2日
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