コピーを書く心構えから色々な媒体でのコピーの役割、考え方、をたくさんのトップクリエイターの立場から書いてある。巻末の名作コピー集は自分が好むコピーの傾向が知れて参考になる。
以下、備忘録。
・広告媒体に潜む予定調和という落とし穴。こんな雑誌でこんな読者だったらこんな感じのコピーかな?という考え方だと「他人事」のコピーになる。
‐児島玲子
・テレビCFのコピーは映像で語っていることをコピーでなぞらないこと。
‐岡道康
・ボディコピーはエンターテイメントである。
書き出しの一文は第二のキャッチフレーズと考える。
ちゃんと、きちんとなどの言葉を使わずに、具体的に約束する。
レトリックの仕事は伝えることであり、ごまかすことではない。
‐山本高史
・コピーを書くぞ!と意識しすぎてコピーのカタチえお追い求めているうちにコミュニケーションの基本を忘れてしまう。
‐小西利行
・コピーは取材から生まれる。~「十歳にして愛を知った。」は図書館の資料漁りから生まれた。
‐眞木準
・「~みたいな」はだめ!そういうところが一番キモであり、弱点。イメージに頼らず言葉で。
‐井村光明
・キャンペーン広告ではメッセージより先に「なにを達成するのか」をはっきりさせるべき。
‐高松聡
・いいコピーライターになろうと思う人は、コピーの技術を磨くとともに、あなたにピッタリの優れたADを見つけることです。
‐副田高行
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- 感想投稿日 : 2013年7月14日
- 読了日 : 2013年7月14日
- 本棚登録日 : 2013年6月19日
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