大手生命保険会社「昭和生命」の京都支社で保険金の査定業務の主任として働く若槻慎二。ある日 若槻は 顧客である菰田重徳から名指しで呼び出され菰田家を訪問する。訪れた廃屋のようなその『黒い家』は、息を止めたくなるような異臭を放っていた。
家の座敷に通された若槻。人見知りだという子どもの名前を呼ぶ菰田。
「あんた、ちょっと、そこの襖、開けてくれへんか?」「そこ、勉強部屋ですねん。和也は、そこにおるはずなんや。」
襖を開けた若槻が目にしたもの…。
男の子は、両手両足をだらりと垂らして、床から五十センチくらいの宙に浮かんでいた。
ぎゃーーーーーー。
首吊り死体の第一発見者にされた若槻。
死亡保険金の請求に毎日会社を訪れる菰田。
菰田の不審な態度。これは少年の自殺ではなく、菰田による殺人なのではないか。独自調査を始めた若槻に悪夢のような日々が待ち受けていた…。
ぎゃーとなりましたが、実は前半 余裕でした。
生命保険会社に勤務経験のある作者さんだけあって、
実際に起こり得るであろう保険金詐欺や 保険金目当ての殺人の手口に ふむふむ。「死」を扱う仕事は大変そうだわーと。
心理学者が語る「サイコパスとはなんぞや?」のページは意味不明で退屈で…。
あれ?あんまり怖くないぞ。大丈夫だぞ。
いやいやいやいや
後半の畳み掛けがすごい…。
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
ハッ!だめだ!シーーーっd(ºεº;)
息を殺して、、、気配を消して、、、
ほら!
若槻!後ろ!!!
サイコパス怖い……。
(((;°Д°;)))カタカタカタ
はい、ひまめろさん
どーぞどーぞ ( ꜆..)꜆
- 感想投稿日 : 2023年8月19日
- 読了日 : 2023年8月16日
- 本棚登録日 : 2023年8月13日
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