じんわりといい話だった。
家族関係が上手くいっていない一家が都会から田舎に引っ越して、不思議な体験をして一つにまとまり、そしてまた帰っていく。
その中にいたのが座敷わらし。
姿が見えたり見えなかったり。座敷わらしが何かをするわけではなく、ただの現象として登場する。
座敷わらしを話題にして、友人ができ、近所づきあいがあり、そして家族がまとまる。
何かをするわけではないのに、座敷わらしは子どもで小さくて危なっかしくて、ついつい力を貸してしまいたくなる。
こんな話があってもいいなぁと思った。
そして早速「座敷わらし 旅館」を検索しているのである。
一度お目にかかりたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年5月28日
- 読了日 : 2017年5月28日
- 本棚登録日 : 2014年10月26日
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