副題に『スタープレイヤー2』とあり、続編と評されるのを目にしますが、具体的には前作の前日譚です。
異世界に現れた日本を模倣した街「ヘブン」と地獄「バベル」を創造した男の壮大な建国叙事詩。
ありとあらゆる力を手にした男の波乱万丈の冒険に胸が高まります。
恒川光太郎節は封じられていますが(著者に新たな側面が加わったとも言えるが)、筒井康隆『旅のラゴス』のような放蕩録が好きな方にオススメです。
人生で最高の一冊でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2021年11月17日
- 読了日 : 2021年11月17日
- 本棚登録日 : 2021年11月17日
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