百年の孤独: Obras de Garci´a Ma´rquez1967 (Obra de Garc´ia M´arquez)
- 新潮社 (2006年12月20日発売)
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大学生の時に買って、読めず、10年以上経った今になって、なんだかすごく読みたくなって読んだ。2か月くらい毎日寝る前に数ページずつ読み進めた。百年の孤独というタイトルを考える。さわがしいブエンディア家。騒々しさだけとると、孤独とはむしろ無縁のように思われる。死者が入り乱れ、過去が介入してくる。頭を抱えるというか頬を張ってしっかりしろよ!と怒鳴りたくなる男たちばかり出てくる中で、ウルスラやサンタ・ソフィアやフェルナンダが家を維持していくのを、奇妙に励まされるような、悲しいような気持ちで読んだ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年3月27日
- 読了日 : 2022年3月27日
- 本棚登録日 : 2022年2月17日
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