女の一生〈2部〉サチ子の場合 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1986年3月27日発売)
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本棚登録 : 822
感想 : 62
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やはり周作さんらしい救いのないお話でした。
1部に続き2部でも大量虐殺が…

今まで本当に上っ面の事しか知らずに生きてきた自分が情けない思いでいっぱいになりました。
だからって自分に何が出来るのかは分からないけど、せめて「女の一生」に出会えたことに感謝して生きて行きたいです。

P98、そは求むところなき愛なり
p263、労働をつづけながらも…
P347、路は悪いかわりに…
P487~ラスト迄
とっても心に響く言葉であったり文章でした。

あと、長崎の方言好きだな(笑)
大浦大聖堂にも行ってみたい!
マリア像の前で思いっきり泣きたい!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年11月8日
読了日 : 2018年11月2日
本棚登録日 : 2018年10月25日

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