無花果とムーン

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年10月20日発売)
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本棚登録 : 1348
感想 : 188
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10代の自意識過剰っぷりが憎たらしいくらい描かれている物語。
よくあるストーリーなら、そんな女の子が身内の死によって、周囲の人とのつながりを大事にするように…なんて流れになるけど、そんなことは一切なく、月夜は最後まで自分のことしか考えない(笑)。
それでも普通の女子なら所属してるグループくらいは大事にするものだけど、こんなに身勝手で今後は大丈夫なの?という感じ。
読んでて腹立つけど、確かに自分のことばっかり考えてる時代ってあったよね、と昔を思い出してみる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年4月5日
読了日 : 2013年4月5日
本棚登録日 : 2013年4月2日

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