山本(新島)八重の会津戦争時代を描いた作品。文章は割と勢い優先なタッチでもありますが、徐々に忍び寄る戦火・追い詰められていく会津の人々の様が、じわっじわっと重しを載せるように描かれています。八重さんの母・嫂を始めとした、我慢強くひたむきな「会津女性」の描写も印象的ですね。どうやら八重作品三部作?の序盤のようなので、次の2作も読んでみたいなぁ。13年4/14読了。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2013年4月21日
- 読了日 : 2013年4月21日
- 本棚登録日 : 2013年4月21日
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