実数の性質を公理という形で導入することによって、論理的な厳密さと初学者のとっつきやすさを確保している。
また、微分の定義については導入当初から多変数への拡張が意識されており、多様体論やベクトル解析との接続が容易である点も本書の特徴である。
積分論についてはリーマン積分について解説がなされているが、測度の導入等ルベーグ積分への移行が強く意識されている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
数学
- 感想投稿日 : 2013年1月17日
- 読了日 : 2013年1月17日
- 本棚登録日 : 2013年1月17日
みんなの感想をみる