幸せは人それぞれですよねー。この年になって自分にとって何が幸せなのかを深く考えてしまうのですよ。娘たちの成長を見ていて幸せだし、仕事が順調にいっていると幸せだし、株価が上がっていると幸せだし、先日見たAVが琴線に触れ過ぎて多幸感MAXだったし。
で、この筆者はバッタ研究を続けられる事に幸せを感じる方で、読んでいて本当に羨ましい。ここまで好きな事を見つけ、今でもそれを続けられる、しかもお金を貰ってですよ。
それまでには研究者という競争の激しい環境中で、無職という辛い状況にも耐えながら、よくぞ自分の夢を叶える事ができたのだと、ステキです、これは奇跡でしょうか、いやこの方の本当の実力なんでしょう(性格もよさげ)
アフリカのモーリタニアの研究生活の件も面白いですが、読んでいくうちになぜか筆者の魅力に引き込まれ、ネタバレになるので控えますが、アレがあーなった時なんぞ感動してしまったではないですか。地元に戻っての凱旋もしかり、鼻が熱くなるんですよ。
この本に研究結果を求めて読んだのではなく、魅力的な筆者の今までの奇蹟を知っただけでも価値があると思ますね。
因みに私は虫が死ぬほど大っ嫌いなんで、筆者の研究によって全世界の虫を皆殺しにして頂く事を強く望んでここに終わりといたします。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2023年4月11日
- 読了日 : 2023年4月11日
- 本棚登録日 : 2023年4月11日
みんなの感想をみる