主人公は、平将門の、娘の夜叉姫の、婿の、従卒と、懇意であった持衰(じさい、船を守るため、いざとなったら海に捧げられる贄となる者)、なので、一体なぜこんなタイトルなんだ、いつどう夜叉姫で〆るんだ、と思っていたらこの持衰、つまり千代童、後の蘆屋道摩、が瀧夜叉だった。
婿の従卒だった美丈丸と敵となることでより強まる愛。愛し合うには美丈丸は千代童の性を受け入れないことを彼は知っている、なんとまあすごい愛です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2017年6月7日
- 読了日 : 2017年6月7日
- 本棚登録日 : 2017年6月7日
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