ジャンにはちゃんと名前がある。もう「うさちゃん」と呼ばれないために銀行強盗してみたり、さらには脱獄してみたり。
親には、自分があって欲しいと望む子供像を通して子を歪んだ眼で見るようなことのないように、とジャンが警告している。
子供には、周りなんか気にしなくて良い、とジャンより小さいけれどそれを気にしていないジムが教えてくれる。
銀行強盗や殺人による収監そして脱獄など、ちょっと絵本とは思えないお話ですが、それゆえにお母さんお父さんにはインパクトあって考えさせられるんじゃないなあと思います。どちらかというと親向き? でも幼い頃から私も大好きでした。素敵な絵本です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2009年8月23日
- 読了日 : 2009年8月23日
- 本棚登録日 : 2009年8月23日
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