千里眼洗脳試験 (小学館文庫 R ま- 2-6)

著者 :
  • 小学館 (2001年12月1日発売)
3.24
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本棚登録 : 433
感想 : 26
2

荒唐無稽。
トンデモ。
まんが・・・・・。

いやはや、すんごいね。
ツッコミどころが満載過ぎて、もう・・・・。

かつ・・・・、長い。奥多摩でのクライシスを脱した後が、とにかく長い。読んでいて辛かった。

でも、まあ・・・・・・、平成ひと桁時代の少年漫画だと思って読むことにしたら、それ以降はなんとか楽しむことはできたかな。(週刊少年マガジンあたりに連載されていそうなストーリー)

ちょっとばっかしスーパーマン過ぎる主人公 岬美由紀 (「ダイ・ハード」とか「ランボー」並みの最強キャラ?)
・・・作品自体には結構な酷評をせざるを得ないのだけど、なぜか彼女のキャラ造形が憎めない。不思議な魅力を感じてるのかも。
・・・古本屋で見かけるタイミングが合いさえすれば、シリーズの続刊も、おそらく買ってしまうはず(苦笑)。

★2つ、5ポイント半。
2018.02.28.古。


・・・・・おそらくこの1冊で100か所近くあったツッコミどころ(数えたわけではないけど、体感で)
その中の、どうしてもガマンならなかったところを3点だけ、メモしとこう。

●p209 バラエティ番組で若い女性が催眠術師の言いなりに・・というくだりでの、嵯峨の台詞「低俗な深夜番組ですね」
--------------作者の松岡さん本人が深夜番組で、催眠術と称してのそういう“低俗な”企画をノリノリで進行していたyoutube映像を見た。。。
うん、低俗だった。

●“くすぐり”の拷問・・・、身動き取れない状態でそんなに長時間くすぐられたら(長時間どころか30~40秒でも)、笑い声など出ない。
友達とふざけあっていて、本気の喧嘩に発展したことある。

●p474 夕闇迫ろうとする奥多摩の山中、しかも一般人の立ち入りを制限した区域内で、制服姿の高校生の何気ない問いかけ(?)に不審がりもせず、質問に答える私服刑事。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ(医療・政治・SF)
感想投稿日 : 2018年2月28日
読了日 : 2018年2月28日
本棚登録日 : 2018年2月27日

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