やっぱり堂場作品は、安心して読めるなぁ、と確信した一作。
堂場瞬一は、警察小説だけでなくスポーツものも秀逸だ……と、ネットの評判では知っていたが、基本はミステリ好きなので敬遠していた。しかし、この作品を読んで納得。
箱根駅伝での学連選抜チームという舞台設定に好感大。
長距離競技を活字でどう表現するのか?という疑問も、前半5分の1読んだ時点で霧散。むしろ、後半の手に汗握るようなリアリティー溢れるレース描写に感動感激脱帽。
人間ドラマも◎
試合結果も、ファンタジー過ぎず現実感のある落としどころを見極められていて納得。
安心し、ほっとするエピローグが◎。
2011年春、了。
【追記】
2013年正月。何年かぶりに箱根駅伝を、ガッツリと炬燵で観戦。
母校は残念ながらのシード落ち…(苦笑)。
本作を読んでいたためか、学連選抜にもある程度以上の感情移入をしてしまった(笑)。
現実でも学連選抜が上位入賞を果たしたら、愉快だろうな…。
2013.01.09.書。
【追記②】
2016年正月に、ようやっと、続編「ヒート」を読めた。箱根の時期にこのシリーズを読む幸せ・・・・。
第3段「チーム2」も、来年の正月時期まで積んでおこう(笑)。
2016.01.06.書。
【追記③】
ついに「チームⅢ」を読み始める。まだ前半だが、これまた最高に面白い作品になる予感♫
もちろん現実の箱根も楽しみになってくる今日この頃。
今年は母校、シード権獲れるかしら・・・。
2023.12.28.書。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
スポーツ
- 感想投稿日 : 2011年11月18日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年11月18日
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コメント 4件
kumi110さんのコメント
2015/01/03
hs19501112さんのコメント
2015/03/07
honno-遊民さんのコメント
2015/05/30
koalajさんのコメント
2022/05/07