大好きなはずの誉田哲也を久しぶりに♪
けれど……。
心底むなっくそ悪いハナシだった。
テーマがテーマなだけに、娘をもつ身には辛すぎる物語。
ま、ストーリー展開自体は誉田さんらしいと言えるし、だから“いやもう、誉田哲也きらいになるゎ”とはならない点は、やはりさすがだな、とは思う。
Web上で、「黒い誉田と白い誉田」なる造語を目にしたことがしばしばある。
彼の白さも黒さも、どちらも好きではあるけれど……。
「月光」を読んだ時にも思ったが、
こういう“黒過ぎる”モノが紛れ込んでいるのが、珠に傷かな…。
白なら“部活少女の物語”
黒ならやっぱり“苺”あたりが、一番好き。
★3つ、7ポイント半。
2014.12.16.了。
以前、知人の妹(少女6年生)が「月光」を手にしてるのを見かけた時、哀しい気持ちになったのを思い出した。
今や人気作家となった誉田哲也は、青少年の読者も多いはず。
全部とは言わないが、明らかに
“R-14指定”くらいは必要な作品がいくつかあると思う。
男子でも女子でも……、少なくとも、ランドセル背負うような子には読ませたくない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ(その他)
- 感想投稿日 : 2014年12月16日
- 読了日 : 2014年12月16日
- 本棚登録日 : 2014年12月16日
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