地上波放送にて。
高畑さんの解釈による竹取物語。
天野羽衣伝説との関連付けが、興味深かった。
昔話原作・・長めの絵本でもせいぜい10分あれば読みきれてしまう内容を二時間超に仕上げるには、どんなアレンジ・脚色が加えられるのかしらと注目したが…
昔話の筋は全く変えずに、むしろ“超展開”
(竹取り親子がなぜに都で屋敷を構えることに?)
(なぜに皇子たちまでが素性の怪しい姫に夢中に)
(幻の宝を所望した理由)
(月からの迎え)
に、納得のゆく理由付けがなされている感じ、かなり良し。
ヒロインの性格づけや言動の描写も魅力的に描かれていて……。
うん、観て良かったと思える作品。
★4つ、8ポイント半。
2018.05.20.
※帝の容姿・・・あれ、どうにかならなかったのだろうか。わりと浸れていた物語世界から一気に現実に引き戻され、“なんであんなにアゴが…?”と、気になって気になって…。
作画デザインの検討段階であの顔にstopかける人は、誰も居なかったのか???
※妻子ある男とああだこうだなっちゃ、いかんでしょ。
(かぐやはその事実を知らないままだからまだ良いものの)
捨丸・・君は、ダメでしょ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画(DVD)
- 感想投稿日 : 2018年5月21日
- 読了日 : 2018年5月20日
- 本棚登録日 : 2018年5月20日
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