茶や綿織物、現在の石油と同じ「世界商品」である砂糖を通して、世界の歴史がどのように影響を受けてきたかを解説。「砂糖のあるところに、奴隷あり」と言われたほど砂糖と奴隷制度は密接に関係していた。本書のように、モノや人々の慣習を通じて観察する学問を歴史人類学と呼ぶらしいが、大航海時代以降、世界が一つにつながっていることがよくわかる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2017年2月23日
- 読了日 : 2017年2月22日
- 本棚登録日 : 2017年2月22日
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