「高安犬物語」「熊犬物語」「北へ帰る」「土佐犬物語」「秋田犬物語」の5篇の児童文学です。
大正から昭和の初期という時代もあり、引っかかる内容や描写がところどころにありました。
日本犬を大切にしたい、残したいというのは良いと思うのですが、日本犬が廃れてきたのは人間のせいであって、洋犬が悪いわけではありません。
『垂れ耳犬の汚れた血がまじってきた』というのは酷い書き草だなと思いました。
自分の犬への愛情と、この中に書かれてある犬への愛情は違うものでした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年9月17日
- 読了日 : 2017年9月8日
- 本棚登録日 : 2017年9月17日
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