大奥 第6巻 (ジェッツコミックス)

  • 白泉社 (2010年8月28日発売)
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本棚登録 : 2836
感想 : 191
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綱吉が桂昌院の為を思って従ってきたものを、
諦めることに決めて自由になる姿を
打掛を脱ぐことで表現しているコマが美しい。

右衛門佐の愛情と、吉保の愛情の対比が壮絶だった。
右衛門佐の「…生きるという事は 女と男という事は!
ただ女の腹に種を付け 子孫を残し家の血を繋いでいく事ではありますまい!」
という台詞が沁みる。

江島生島事件の描写は、陰謀説を取っていることもあり
非常に凄絶。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック
感想投稿日 : 2021年12月6日
読了日 : 2021年11月23日
本棚登録日 : 2021年12月4日

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