何のひねりも変化球もない、ドストレートな展開。しかしそれがいい。そのおかげで軽妙でテンポ良く展開していく。次に何が起きるかが大体予想がつくのに、それを彼らがどうするのか楽しみになってしまう。起きている事実だけをみると結構深刻な事態が進行しているはずなのに、緊張感というか緊迫した雰囲気がまったく感じられないスマートさ。なんともいえない心地よさが残る作品。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー小説
- 感想投稿日 : 2012年11月21日
- 読了日 : 2012年11月21日
- 本棚登録日 : 2012年11月21日
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