「ルポ 貧困大国アメリカ」の続編。
2010年1月20日初版…つまり、「オバマ後」のアメリカをルポした内容になっている。
学生、若者と老人、病人、そしてあろうことか囚人までもが引き続き食い物にされている実態をもとに、その問いに答えようという本である。
なんとも恐るべき、“支配者階級”の欲望。そしてターゲットは、貧困層やマイノリティばかりではなく、先日まで普通の生活を営んでいた中流層にまで及んでいく。
拝金国家・アメリカは本当に病んでいる(そして、日本にとっても決して対岸の火事ではない)と思わせられる、本当にショッキングな内容である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会
- 感想投稿日 : 2019年6月13日
- 読了日 : 2010年8月12日
- 本棚登録日 : 2010年8月12日
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