・飛行機がなぜ空を飛べるか、その原理は実はよくわかっていない。
・「宇宙はほんの数秒前に誕生したばかり」という仮説を否定できる証拠はない。
・アインシュタインが「生涯最大の過ち」と言った「宇宙定数仮説」は、今は正しいとされている。
・・・このように、科学的な事象も、ほじくっていくとほとんどは「仮説」に過ぎず、また「客観」もしょせんは人間の「主観の寄せ集め」に過ぎず、世の中に100%確かなんてものはまず存在しない。
だから、教えられたことやいま観察できることを鵜呑みにすることなく、頭(考え方)を柔軟に保ちましょう。
そんな本であります。
こうして見ると、「科学」も相当に人間くさい営みなんですねぇ・・・。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
科学
- 感想投稿日 : 2019年6月10日
- 読了日 : 2006年7月5日
- 本棚登録日 : 2006年7月5日
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