シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と銀の守護者 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2013年12月28日発売)
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感想 : 21
5

また一気に読んでしまった。
人間と妖精の誓約を成立させるために出発するアンとシャル。
ルルがお見送り。もう泣ける。「おまえが耐えた五百年の時間に、感謝する。」
アン、認めてもらえてよかったなあ。
「彼女に、世界が変わる瞬間を見せたかった。」さあ急ごう。

銀砂糖妖精筆頭。三千年。けっこう長いな。
アンママ、エマ。ここで登場。そんな過去があったのか。
ルルとの最初の出会いの中で、スッと差し込まれていた"?"がここにつながった。
ママ、やはり只者ではなかったのだな。すごいすごい。
筆頭、どれだけ寂しかったことだろう。
自分の名前は忘れてしまっても、「その少女の名だけは何千年経っても忘れないだろう」
奇跡のような展開。でもこれはエマが用意して、アンが引き寄せたものだと思う。
最初の銀砂糖はもう目の前だ。アン、がんばった。ルルに褒めてもらえるね。
でもいやな予感しかしない。ラファルにコレット、ヤバい。
エリルを何とかしなければ、闇落ちルートなら非常にマズイことになるぞ!急げ、シャル、頼む~。
なんだ、このクライマックス感。めちゃ楽しんでます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 三川みり
感想投稿日 : 2023年12月23日
読了日 : 2023年12月22日
本棚登録日 : 2023年12月23日

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