正と秋庭、2人の自衛隊員が仕事と愛する人で揺れ動く姿が印象的でした。ノブオのルポにあった「彼らが世界を救ったとしたら、彼女のためだけに救ったのだ。彼女がその世界にいるから。その世界に彼女が生きているから。」と言う文章は『塩の街』の肝がぎゅっと詰まっていて、物語が終わってしまう寂しさより、心が満たされた気持ちになりました。
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- 感想投稿日 : 2022年2月10日
- 読了日 : 2022年2月10日
- 本棚登録日 : 2022年2月10日
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