犬の掟

著者 :
  • 新潮社 (2015年9月18日発売)
3.18
  • (3)
  • (46)
  • (50)
  • (16)
  • (7)
本棚登録 : 301
感想 : 41
3

*東京湾岸で射殺体が発見された。蒲田署の刑事は事件を追い、捜査一課の同期刑事には内偵の密命が下される。所轄署より先に犯人を突き止めよ――。浮かび上がる幾つもの不審死、半グレグループの暗躍、公安の影。二組の捜査が交錯し、刑事の嗅覚が死角に潜む犯人をあぶり出していく……。比類なき疾走感で描ききる本格捜査小説*

二つのチームの捜査が交互に描かれるため飽きることなく、それぞれの展開が気になってぐいぐい引き込まれます。が、終盤の真犯人が判明するくだりが唐突過ぎて、え、何か重要事項読み飛ばしてた??と慌てて読み返したほど。動機も何か腑に落ちず、ストーリーとしては読みごたえはありましたが、やや残念な読後感でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Bossanovaはいかが?
感想投稿日 : 2018年4月16日
読了日 : 2018年4月16日
本棚登録日 : 2018年4月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする