小説 ドラゴン桜 メンタル超革命篇 (講談社文庫 さ 86-4)

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  • 講談社 (2007年3月15日発売)
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人間の脳は、生物進化の過程に応じて三段階に発展し、結果としてその三つが一つに合わさったものとなっている。

脳の一番内側にあり、別名”魚の脳”と呼ばれる最も原始的な脳が『脳幹』
  人間にとって基本的な生命維持活動を司っている

その次に古い脳は、別名”情動の脳”と呼ばれる『大脳辺縁系』
  水生生物だった人間のはるかな祖先が陸上に上がり、そこでの厳しい生存競争を生き延びる為に発達させた脳と言われている
  原初的な情動や、嫉妬、自尊心、恥辱、愛情といった社会的な情動の源

最も新しい脳が、別名”知性の脳”と呼ばれる『大脳新皮質』
  知性を司る脳
  この知性の脳は、独立して動いているわけではなく、つねに原始的な情動の脳、大脳辺縁系の影響下にある



選択問題の作成者は、次のような手順で問題を作る。

  正解
  反対
  すり替え      論旨が違う
  言い過ぎ      絶対、必ず、常に、だけ、のみ、すべて などの言葉が使われている
  不足
  勝手な事を言う   本文にはまったく書いていないが世間的に正しい事を言う

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2009年6月21日
読了日 : 2009年6月21日
本棚登録日 : 2009年6月21日

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