女子高校生がタイムスリップし、なぜか中年の女性教師になっていたという話。
花の盛りの時期をスキップしてしまったなんて、残酷だなあと思った。
昔に戻るのなら、救いがあるというかうらやましいと思う。けれど、42歳の自分を形成する記憶が欠如している状態は怖い。
それでも主人公の女の子は同じ教師である夫や成績優秀な娘に助けられ、教師としてクラスをまとめていく。
42歳とは思えないパワフルさを持つ教師のもとで、クラスは団結していく。
結局、スキップしてもしなくても、主人公の女性は魅力的だったのだろう。夫や昔の教え子、さらに今の教え子たちを見ていて、そう思った。
だからこそ夫や17歳の男子高校生は惹かれたのだろうなあ。
読みながら東野圭吾の「秘密」を思い出した。夫婦で乗り越えようとしていく姿が似ていたのか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年9月28日
- 読了日 : 2013年9月22日
- 本棚登録日 : 2013年9月22日
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