生命、エネルギー、進化

  • みすず書房 (2016年9月24日発売)
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本棚登録 : 558
感想 : 31
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すごーく単純な細菌と、すごーく複雑な真核生物の間がいないのは何故か?…細胞内共有説ってちょっとエグい。
生命誕生の環境を天然のプロトン勾配=具体的にアルカリ熱水孔に絞り込んでいく過程は画期的なんだろうけど、イマイチ興味外( ̄▽ ̄)むしろ、内部共生体にバラまかれたパラサイトをイントロンとしてスプライシングするのはいいけど、スプライソソームがトロいんでリボソームの邪魔する為に核膜ができた…の方がずっと面白い。何じゃそりゃ。
ブロンズ・コントロールのくだりは微笑ましいが、巻末の原注なので、読み飛ばされちゃうかも。元国防大臣が科学者を上院へお茶に誘うなんて、日本じゃ考えられない〜

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2017/01
感想投稿日 : 2017年1月16日
読了日 : 2017年1月26日
本棚登録日 : 2016年11月23日

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