ポール・ペニフェザーの冒険 (福武文庫 ウ 901)

  • ベネッセコーポレーション (1991年4月1日発売)
2.75
  • (0)
  • (0)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 3

これは福武文庫版。岩波文庫の題名は「大転落」(原題はDecline and Fall)。

巻き込まれモノ。上流階級の青年が刑務所送り…って、「ショーシャンクの空に」を思わせますが全然違います。ノリはジョン・バース「旅路の果て」の方が似てた。

“刑務所の生活で初めて自由を感じる。ああしろこうしろ言われることに従うだけで考えなくていいから。”

うーん。こうも言ってました。
“刑務所生活が味気ないと感じるのは賑やかな貧民概で育った人達だけであって、パブリックスクール育ちには馴染みの環境だ。”

そっかー。ノブレス・オブリッジって、そんなに大変なのかあ。パンピーで良かった ^^/

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ➖2010/01
感想投稿日 : 2015年1月6日
読了日 : 2010年1月12日
本棚登録日 : 2015年1月6日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする